「非機能的オーバーリーチ」は計画的でない過剰なトレーニングが続き、回復が不十分な状態を指します。これにより、パフォーマンスが向上するどころか、逆に低下してしまうことがあります。以下の動画で、トレーニングにおける「オーバーリーチ」についてお話しします。特に「機能的オーバーリーチ」と「非機能的オーバーリーチ」の違いについて詳しく解説してますので、ぜひご覧ください!
以下大森のトレーニングジャーナル(2024年8月8日〜30日)です↓ご参考までに☆
8日;1612m×3
タイム:656mごと()内は心拍数
①2:05.28(133)2:07.49(157)56.45(151)※191spm
rest5:01jog(128)
②2:02.80(153)2:04.64(164)56.01(167)※193spm
rest5:01jog(138)
③2:01.50(160)2:02.35(176)53.45(180)※198spm
コメント:暑さにも少し慣れてきた。右脚の棒感覚は右手を身体の前で回すことと腰を入れる意識を持つだけでだいぶ治まるようになってきた。寝不足もあったけど三浦龍二選手のオリンピック入賞を見て練習に向かえた。自分には関係ないかと思ってたが、意外と人の頑張りはモチベーションに繋がる。
9日;8kmトレッドミル 使用シューズ:zoomフライ
平均ペース(/km);12km/h
平均心拍数(/分);139
平均ピッチ(spm):168
坂ダッシュ80m×3
コメント:坂ダッシュ後の方が伸展出ているか。屋内日陰で風通し良ければ扇風機だけで回復jogをしやすいかも。
10日;2000×3aaaクルーズ(乳酸作業閾値改善・レスト10分)
()内心拍数記載
500mごとタイム
①95.57(152)95.18(183)96.15(184)95.94(188)
rest10:05(135)
②96.02(170)96.38(196)94.78(192)95.32(194)
rest9:58(139)
③95.91(161)95.46(190)94.52(190)94.22(188)
コメント:少し右手を身体の前面で回す感覚を忘れていた。案の定右脚のコントロールが難しい感覚もあった。
11日;芝200×8×3set rest22-25 set間10分
タイム()内restと心拍数
①42.14(156)39.57(170)38.68(173)38.62(30秒rest172)33.01(181)32.84(186)33.13(188)33.15
set間(8分 126)
②37.54(170)38.48(178)38.12(180)38.08(30秒rest183)33.88(186)33.87(189)34.38(188)33.99
set間(8分 132)
③37.44(170)38.42(179)38.10(182)37.22(184)34.26(187)34.27(189)34.88(188)32.70
コメント:身体が思った以上に重い
12日;3000×2 中学生の引っ張り
500mごと()内心拍数
1:56.96(171)1:56.46(171)1:53.99(178)1:54.66(181)
rest8分(116)
1:58.85(150)1:58.49(166)1:54.92(174)1:56.45(176)1:53.53(179)1:52.49(181)
追加で1000m3:13
13日;8kmトレッドミル→閾値撮影3方向
使用シューズ:zoomフライ
平均ペース(/km);12km/h
平均心拍数(/分);139
平均ピッチ(spm):168
坂ダッシュ80m×3
コメント:坂ダッシュ後の方が伸展出ているか。屋内日陰で風通し良ければ扇風機だけで回復jogをしやすいかも。
14日;1968m×3+300×3(乳酸作業閾値改善・レスト8分)
クルーズ(乳酸作業閾値改善・レスト5〜8分)+1500m対応ランニングエコノミー改善
1968m×3本;656mごとタイム()内心拍数記載
①2‘10‘‘23(157)2‘09“62(177)2‘09 “34(184)
rest5‘13“(133)
②2‘07“14(163)2‘09“53(183)2‘08“47(187)
rest6‘02“(136)
③2‘05“51(174)2‘08“11(187)2‘06“69(190)
rest10‘05“(130)
300m×3本; 300mごとタイム()内はrest平均心拍数記載※レペティションの急走は心拍が上がりきらず、休憩時間の回復具合を見た方が比較しやすいと考える
①46“68(4‘05“ ・139)
②46“69(4‘02“・142)
③45“88
コメント:右手を肩→鳩尾→脇腹と身体の前面で回すイメージと腰を剃らずに大転子を押し出すイメージを持つと、右脚の棒になる感覚が少なかった。
15日;8kmトレッドミル 使用シューズ:zoomフライ
平均ペース(/km);12km/h
平均心拍数(/分);145
平均ピッチ(spm):160
坂ダッシュ80m×3
コメント:坂ダッシュ後の方が伸展出ているか。屋内日陰で風通し良ければ扇風機だけで回復jogをしやすいかも。
16日;20km E+60秒から90秒/km
平均ペース(/km);5:21
平均心拍数(/分);144
平均ピッチ(spm):161
コメント;暑さはあったが何回も給水したから大丈夫だった。ただ半分くらいで残りの距離に絶望しそうになった。下部体幹の反りに注意しながら、凸凹した不整地で走ったためいい体幹トレーニングになった。特に左の接地を真下&大転子の乗り込みを意識してみた。夏場は心拍数140超えていれば心拍出量は鍛えられるからペースを気にせずじっくり心臓と毛細血管を養う。
17日;2000×4aaaクルーズ(乳酸作業閾値改善・レスト8分)
()内心拍数記載
500mごとタイム
①99.16(146)100.42(175)98.99(181)98.24(185)
rest10:42(119)
②98.22(156)99.69(178)97.01(181)98.11(176)
rest11:37(123)
③96.76(164)97.44(185)97.24(191)96.86(192)
Rest8;44(130)
200m32.28
Rest6;39(134)
1000m3;13.97(174)※中学生引っ張り
コメント:まずあまりの暑さで練習に向かう段階で憂鬱だった。気持ちは滅入っていたが、「タイムは出なくても狙った刺激は入れられるようにしよう」と思って通過タイムはあまり気にせず乗り切った。少し足首の背屈を意識しすぎたか、前半スピードに乗ってこない。足首の固定は大事だけど、意識的な背屈はせず、大体中足骨底あたりの接地で直角固定は実現すると感じた。後半はその意識でスピードが安定してきた。
18日;芝200×8×3set rest22-25 set間10分
タイム()内restと心拍数
①40.28(25秒rest155)38.38(166)38.65(170)37.98(30秒rest171)33.88(177)34.12(180)34.25(181)34.93
set間(10分 118)
②37.40(25秒rest163)37.77(173)37.68(176)37.89(30秒rest 177)34.30(181)34.27(184)34.22(185)34.24
set間(10分 128)
③37.51(168)37.81(177)37.87(180)37.67(30秒rest180)33.90(184)33.95(186)34.51(188)33.47
コメント:先週よりも身体が重く、タイムも落ちた。
19日;スローjog8km E+3から4分/km
平均ペース(/km);7:24
平均心拍数(/分);121
平均ピッチ(spm):162
コメント;最近強度の高い練習が続き、筋肉疲労が抜け切れていない。リカバリーに専念する意味でかなりゆっくり走った。
20日;1612m×3
タイム:656mごと()内は心拍数
①2:09.66(151)2:06.83(177)56.98(181)※189spm
rest5:02jog(132)
②2:04.62(163)2:04.72(185)56.41(184)※192spm
2:03.67(165)2:07.15(185)57.46(188)※188spm
rest5:01jog(136)
③2:04.01(167)2:03.73(187)53.87(187)※197spm
コメント:今日はやる前はメンタルが必要だったが、終盤粘れた。
21日;御殿場口→水ヶ塚 6.00km 5:01/km 154拍/分
水ヶ塚 10.31km 4:29/km 170拍/分※750mコース15周 ファルトレーク
水ヶ塚→御殿場口 5.28km 5:40/km 134拍/分
コメント; 御殿場口→水ヶ塚の最初降りで大腿四頭筋がかなり張る。痙攣を起こしていた。水ヶ塚の高校生達とのファルトレークでは脚が痛くて仕方なかった。ただ、今回のトレーニングで遠心性収縮の弱さや登り坂における膝の振り出し能力の低さがかなり明るみになった。膝窩の怪我以降、急坂を避ける傾向があったので、距離走ではそのあたりを意識して取り組み、内側広筋を中心とした遠心性収縮による緩衝作用の抑制、登り坂に体幹腕腸腰筋を主体とした膝の振り出し能力の強化に取り組んでいく。
22日;トレイルラン8.28km
平均ペース(/km);6:50
平均心拍数(/分);146
平均ピッチ(spm):154
コメント;右膝窩の故障以降、急坂の使用は避けていたが暑さはあったので途中(4kmくらい走ったら)給水のためにコースを変えるのもありだと思うが何回も給水したから大丈夫だった。効果として今まで膝の振り出し角度が低い位置で安定してしまい、振り戻し角度が稼げていない印象もあったのでその改善につながると感じた。3〜4%角度が推奨される坂ダッシュでない限り、スピードにこだわる必要は無いため、今後は急坂の仕様を入れていきたい。
23日;1612m×1
タイム:656mごと()内は心拍数
①2:12(144)2:14(171)60(176)※187spm
コメント:大腿四頭筋の張りがかなりあったのでいつものペースは無理だった。背屈を維持するのもイマイチ反発が少ない。ただ、膝を前に降り出す意識は持っていたい。特に右脚の棒感覚は右手を身体の前で回すことと腰を入れる意識。また「膝を畳む意識」を持ってさらに前で着地すると感覚的には無くなっていたので、この意識は引き続き持っていたい。
24日;2500b-up 3:40(160)-3:35(183)-1:27(183)
タイム:656mごと()内は心拍数
コメント:右脚の棒感覚。また週半ばに坂を降り筋肉痛残り、途中で止める。後から全中大会に行った選手と並走した動画を見てみた。大きな違いは膝を上から下に振り下ろす感じ。自分は接地に意識が向きすぎてリーチアウトしている。ハムを早く働かせすぎか?イメージだけど、母指球から小趾球を上から下とした方が、膝がリラックスされるし、ストライドによゆうが出てくる。着き急がないようにしたい。
25日;1500m×3
タイム:500mごと()内は心拍数
①93.10(163)93.11(187)94.34(188)※195spm
rest5:03jog(137)
②94.72(164)99.03(187)96.43(189)※191spm
rest5:05(139)
③95.96(163)100.98(186)97.91(188)※189spm
コメント:全身特にハムが張りすぎて脚の振り出しがきつい。そろそろ休みを入れないとまずいかな。暑さもあるから寝不足気味。
26日;1612m×2+300×3
タイム:656mごと()内は心拍数
①2:05.99(144)2:06.60(165)57.38(169)※192spm
rest5:01jog(135)
②2:03.96(148)2:09.54(177)59.95(185)※187spm
rest10分(122)
300×3(内rest4:30秒心拍数)
47.11(134)
46.11(135)
46.09
コメント:やはり練習疲れがピークに達している。インターバル中間あたりからガクッと落ちてきた。300は疲れ切る前に追われると思い動きを作り直す意味で入れた。
27日;10.02km jog
平均ペース(/km);5:24
平均心拍数(/分);135
平均ピッチ(spm):157
コメント;曇っていて幾分気温も低かったため普段は日の当たるようなロードコースで実施。息を切らすトレーニングを多めに行いすぎてオーバーリーチ気味ていたので今週から来週にかけてjogやロング走を中心に有酸素能力の土台を築いていく。
28日;12kmjog
平均ペース(/km);5:26
平均心拍数(/分);136
平均ピッチ(spm):157
コメント;今日も曇っていたため普段は日の当たるロードで実施。湿度で汗はかくがそこまできつくはなかった。日が当たるかどうかでだいぶ違う。
29日;山中湖2周27km 使用シューズアルファフライ
平均ペース(/km);4:14
平均心拍数(/分);154
平均ピッチ(spm):166
コメント;標高1000mの山中湖で距離走。拇指頭でしっかり抜けるイメージで走るとふらつく感じが無かった。シューズはアルファフライ使用。それにしてもふらつくと思ったらアルファフライ(左足)のシューズ外側エアが潰れていた。それだけ普段、左外側の荷重が染み付いてしまっていたのだろう。少し普段の練習場所を見直すべきか。
30日;10.07km jog
平均ペース(/km);5:03
平均心拍数(/分);143
平均ピッチ(spm):143
コメント;昨日の距離走で脚の張りがあったが、走っているうちに落ちついてきた。フォームに関して、若干後方に向かって接地し、拇指頭から抜けるイメージ、また左の腕を真っ直ぐ意識するとリズムが整ってきた。普段左へ直角に曲がるトレーニングが良くなかったかもしれない。