
こんにちは、理学療法士ランナー大森です!今回は、ランニングパフォーマンスを最大化するための強力なツール「VDOT Running Calculator」をご紹介します。このアプリを使えば、トレーニング計画の立案からレースペースの設定まで、すべてが簡単に行えます。それでは、早速見ていきましょう!
VDOT Running Calculatorのダウンロード
①まずはスマホ等のネットから
App Storeで「VDOT Running Calculator」👇
https://apps.apple.com/jp/app/vdot-running-calculator/id973571014
もしくは
Google PlayでVDOT Running Calculator 👇
を検索しダウンロードしてください!↓
以下はApp Storeの場合のインストール画像です↓

VDOT Running Calculatorの基本

まずは、VDOT Running Calculatorの基本的な使い方から始めましょう。このアプリは、アメリカの著名なランニングコーチ、ジャック・ダニエルズ博士が開発したVDOTシステムを基にしています。VDOTシステムは、私達のランニング能力を数値化し、最適なトレーニングペースやレースペースを計算してくれます。ジャック・ダニエルズ博士の本はこちら。
VDOT値計算方法と他のレース距離への応用法

それでは、自分のVDOT値を計算する方法を見ていきましょう。まず、最近のランニング結果を入力します。例えば、5kmのタイムを入力します。ここでは、25分と入力してみましょう。

入力が完了したら、「計算」をタップします。

すると、あなたのVDOT値が右上の円の中に表示されます。この数値が高いほど、あなたのランニング能力が高いことを意味します。では、次にレースペースの設定方法を見ていきましょう。アプリの「同等」メニューを選びます。

ここでは、5kmからマラソンまで、まざまなレース距離に対する最適なペースが表示されます。「同じ走力レベルで他の距離ならこのくらいで走れますよ」といったタイムが割り出されます

例えば、ハーフマラソンペースを知りたい場合、同等のVDOT値に基づくと「1時間55分くらい」で走れる可能性がありますよ。と示してくれます。
トレーニングペースの設定
VDOT値を基にしたトレーニングペースの設定方法を見ていきましょう。例としての走力は先程と同様に5km25分のパターンで見てみます。アプリのメニューから「トレーニング」を選びます。

すると、イージー(Eペース)、マラソン(Mペース)、閾値(Tペース)、インターバル(Iペース)など、さまざまなトレーニングペースが表示されます。※()内の表現はジャック・ダニエルズ氏のランニングフォーミュラの表現です。これらのペースを参考にして、日々のトレーニングを計画することで、効率的にパフォーマンスを向上させることができます。

ただ、個人的には「インターバル」のペースは「閾値走のペース-5秒から-10秒」くらいで十分な気がします。そのペースで5分間×3本とかでも十分効果はあります。この場合だと1km×3本を「5分06秒から5分11秒」で走るなどです。つなぎのjogも5分とって構いません。
終わりに
いかがでしたか?VDOT Running Calculatorを使えば、あなたのランニングパフォーマンスを効率的に向上させることができます。
みなさんも自分に合ったトレーニングを見つけて、楽しく体力をつけていきましょうね!それでは、また次回の記事でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。ご閲覧ありがとうございました!