近年、長距離界でも「次の段階に走力を上げるには筋力アップ」がトレンド。でも筋力と持久力、**両方を同時に伸ばすのは難しい！**
初心者はどっちも伸びやすいけど、上級者になると「干渉作用」が起きます。つまり筋トレと持久トレが互いの成長を邪魔し合うんです。
ある実験では、筋トレだけ・インターバルや閾値走といった持久トレだけ・両方同時の3グループを比較。結果、同時だと筋力も持久力も伸びが鈍い！
原因は「AMPK」という酵素。持久力を上げる反面、筋肥大に必要な「mTOR」という酵素を抑えてしまうんです。さらにランニングは衝撃が大きく、疲労で筋の回復も遅れます。
じゃあどうすれば？ポイントは3つ👇
① エネルギー収支：炭水化物含め食事量を確保して筋の萎縮を防ぐ
② トレーニング強度：Eペースより低めの“超低強度走”で干渉を減らす
③ 部位分け：上半身のみ筋トレ、もしくはHIITのような短時間高強度運動の組み合わせならOK。
おすすめは「ブロックピリオダイゼーション」。従来2ヶ月くらいかけていた筋力・持久力・スピード期を【2週間単位】にする方法！これにより途中で修正をかけながら干渉作用を抑えます！説明動画⇩
